マーチンとゲールさんが開発した、世界で一番美味しいカレーが作れるマーチンゲール法。
はい、冗談です(笑)
マーチンゲール法とは、最も単純明快なオンラインカジノのシステムベットで、負けたらそのときのベット額を倍にするだけ!
理論上は絶対に負けない攻略法と言われています。
では、オンカジでマーチンゲールをして勝負する場合、どういった使い方をするのか?
メリットとデメリット。そしてシミュレーションした結果はどうなったのか?
その他もろもろマーチンゲールについて解説をしていきます。
目次
マーチンゲール法の使い方
マーチンゲール法の使い方は、冒頭でもお伝えした通り、負けたらその時のベット額を次のゲームで倍にして賭けるだけです。
例えば、最初に1ドルをルーレットの黒に賭けたとします。
赤が出てしまった場合は負けなので、次のゲームは黒へ倍の2ドルを賭ける。
また赤が出てしまったら、次のゲームも倍を賭けるので黒へ4ドル賭けます。
もし黒が出て当たれば8ドルになって戻ってきます。
ここまでの合計ベット額は1+2+4=7ドルで、勝って戻ってきた金額は8ドルなので1ドルの利益ですね。
そうです、どれだけ連敗が続いても1回勝てばそれまでの負けてる金額を全て取り戻し、初期にベットした金額がプラスになるという賭け方なのです。
原則として配当が1倍(ベット額が倍になり戻る)のゲームに賭けること。
※勝率が約50%に近いゲーム。
ルーレットの赤か黒とか、奇数偶数とか。
もしくはバカラだったら、プレイヤーに賭けるのがマーチンゲールの基本的な賭け方になります。
マーチンゲール法のメリットとデメリット
マーチンゲール法のメリットは、何といっても勝率が抜群に高くコツコツと増えることです。
どれだけ連敗しても、一度当たってしまえば必ずプラスに転じるわけですからね(笑)
デメリットは理論上絶対に負けませんが、あくまで軍資金が無限にある状態なのが前提です。
「1回でも当たればいいんだ!」と簡単そうに思うかもしれませんが、確率とは不思議なもので時として想像もできないことが起きるのです。
僕が見たなかでは、バカラにてバンカーが最大で13連勝していました。
もしそのときに、プレイヤーへ1ドルベットで賭けて、マーチンゲールをしてたらどうなっていたでしょうか?
(つまり13連敗をすることになります)
1+2+4+8+16+32+64+128+256+512+1024+2048+4096=「8,191ドル」が13連敗時の合計負債額。
で、次に賭けないとけいないのが、4096ドルの倍なので8,192ドル(約82万円)
勝っても1ドルの利益しか出ないことになります。
あなたは、たった1ドル(約100円)勝つために8,192ドル(約82万円)を賭けれますか?w
というか、そこまで資金が持ちますか?
マーチンゲールとは、まさに破滅の賭け方とも言えるのです。
マーチンゲール法のシミュレーション
では実際に、マーチンゲール法をシミュレーションしてみた結果を載せてみます。
スタートの軍資金は5,000ドル。
初期ベット額は1ドル、赤に賭け続けるでスタート!
このように、当たるまでベット額は倍々で増えていきます。
でも1回当たれば、全回収+初期ベット額分がプラスに。
全部で20ゲーム試行した結果は・・・
20戦9勝11敗。
+9ドル(勝利数×1ドル)という結果になりました。
負けの数のほうが多いのに、1回でも勝てばプラスに転じるのでコツコツと増えます。
今回のシミュレーションでは、最高で4連敗で収まってくれました。
だけど、ぶっちゃけ連敗がどこまで伸びるか分からないのが、マーチンゲールの怖いところなんですよね。
マーチンゲール法でやってはいけないゲーム
マーチンゲール法で勝負するにあたり、絶対にやってはいけないゲーム(条件)があります。
- バカラでバンカーに賭けること
- ブラックジャックでマーチンゲールですること
- アメリカンルーレットとヨーロピアンルーレットですること
上記3つはやってはいけません。
それぞれ理由を説明していきます。
バカラでバンカーに賭ける
バカラでマーチンゲールをするのは問題ありません。
ただし、バンカーに賭けるのは配当の5%が手数料(コミッション)で取られてしまうので、連敗が続いた後に勝っても回収できなくなる可能性があるから禁止です。
例えば、バンカーに1ドルベットで賭けてマーチンゲールを開始したら。
1+2+4+8+16・・と5連敗したとしましょう。
次は16ドルの倍なので32ドルです。
もし32ドルをバンカーに賭けて当たったとしましょう。
配当の計算は「32+32×95%(手数料5%)=62.4ドル」
ここまでの合計ベット額は63ドル。
つまり、負債額を回収することすらできないわけですね。
ですから、バカラでマーチンゲールをする場合には、プレイヤーに賭けるようにしたほうがよいということになります。
ブラックジャック
ブラックジャックは、絶対にマーチンゲールをやらないほうがいいと言いますか、計算がややこしくなるのと、負けたときベット額の増え方がより大きくなるからですね。
理由は、ブラックジャックでプレイヤーが行使できる権利「ダブルダウン」と「スプリット」によるもの。
長くなるのでここではダブルダウンとスプリットの意味を割愛しますが、ベットした金額を途中で倍に増やすという行動をしなければいけなくなるので、やめたほうがよいと言えます。
(ダブルダウンとスプリットをしない条件ならOK)
アメリカンルーレットとヨーロピアンルーレット
ルーレットでマーチンゲールをする場合は、アメリカンルーレットとヨーロピアンルーレットではやってはいけません。
やるなら「フレンチルーレット」です。
知らない人は結構いるのですが、フレンチルーレットでは数字の「0」が出た場合に赤や黒に賭けてる金額の半分が戻ってくるルールがあります。
(赤黒だけじゃなく、大小や奇数偶数などのアウトサイドベット)
アメリカンルーレットとヨーロピアンルーレットは、賭け金がそのまま没収されてしまうのです。
ですから、少しでもペイアウト率を高めるために、ルーレットでマーチンゲール法を使うなら、必ずフレンチルーレットで勝負してください。
オンラインカジノでマーチンゲール法が有効なゲーム
では、オンラインカジノでマーチンゲール法を使い勝負する場合、どのカジノゲームが有効なのか?
正解っていう正解はありませんが
- バカラでプレイヤーに賭ける
- フレンチルーレット
上記2つを推奨します。
理由は、バカラだとタイなら賭け金が戻ってくるので、純粋にプレイヤーが勝つかバンカーが勝つかという、ほぼ五分五分の勝負になるからです。
また、フレンチルーレットは先ほども説明しましたが、赤か黒に賭けてる場合(数字の大小や奇数偶数でもOK)数字の「0」が出てもベット額の半分が戻るからですね。
まとめ
マーチンゲール法はコツコツと増やせて、簡単に稼げそうなシステムベットだなと感じる人もいるかもしれません。
ですが、僕は泥沼の大連敗をくらい、1,000ドル(約10万円)あった資金を全て吹き飛ばしてしまった経験がありますw
感覚的には100ドルあったら、110ドル~120ドルくらいまではサクサクと増やせる可能性が高いです。
しかし、どこかで大連敗をくらってしまうときが来るので、もしやるのであればそれを覚悟で実践してみてください。